無人島へ3つだけ持ち込めるとしたら?(くれたけ#15)

今月のくれたけ心理相談室からのお題の1つ目です。

「一週間後に無人島へ島流しになってしまいました。
3つだけ何かを持ち込めます。あなたが持っていくものはなに?」

 

実は竹内代表と類似の回答で、
「(人も含めていいなら)パートナーと行きたい」と思います。

 

誰かと共に居ることは、
少しずつ1+1=2ではないことを実感しています。

人と関わること、人と繋がること…
そこから生み出されるものは、
想像をはるかに超えた素晴らしいものだなぁと思います。

 

パートナーシップで言えば、
(きっと他の人間関係にも共通していますが)
以前は「私に持っていないもの(魅力)を持っている人」によく惹かれました。
それは「私が欠けているから、それを補いたい」というような、
凸と凹でようやく1つになるというような考えがあったように思います。

そのような信念(前提)をもっていたので、
やはり「2人でようやく1人前」くらいの喜びや創造しか生まれませんでした。

 

今はそのような補完関係・依存関係ではなく、
1人でも楽しいけど、2人だともっと楽しいという感じがします。
より気づきがあったり、より楽しかったり、
また何よりも喜びを分かち合えるということが、1番、嬉しいことだと思います。

共に居ることで、無限の楽しさや学びや喜び、
もっともっと想像も及ばないような奇跡を受け取ることができています。

それはきっと、「1+1=∞」だと知っているからだと思います。

 

もちろん悲しいこともあったり、落ち込むこともありますが、
(よりどツボにはまるということも)
どちらか元気な方がが支え合えるような…安心感を感じます。

 

なので、他のものは何も持てなくても、
パートナーが居てくれれば、
無人島でも暮らしていけるのではないかなぁと思います。
後のことは、一緒に考えれば何とかなるような気がします。
(パートナーが快諾してくれるかは置いておいて…)

 無人島に行くなら

また、「無人島」という極限状態をイメージした時に、
自分自身が「なにを大切にしているか」ということが明確になることがよく分かりました。

私はやっぱり「人」が好きだし、
繋がりを大切にしたいんだなぁと、実感しました。

 

「私は何を大切にしているんだろう?」
「これから、何を大切にしていきたいんだろう?」

そんな疑問が湧いてきたら、
この質問を自分の「こころ」に問いかけてみると良いかもしれませんね。

 

 「無人島に3つだけ持ち込めるとしたら、なにを選びますか?」

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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