「休むこと」を練習する

ゆっくり休むことができていますか?

 

なんだか気力が出ない、
いつも体がだるい、
気づくと、ぼーっとしてることがある、
あんまり笑えてないかも…

そんな時には、「休んでね」というあなた自身からのサインかもしれません。

 

どうぞあなたなりの方法で、心も身体も…休養できる時間をとってあげてくださいね。

努力が足りない?怠け者だから?
…そんな風に責めることなく、力を抜いて、緊張感を抜いて、ゆるゆるできるように意識してみてください。

 

休むことは遠回りなことでも、時間の無駄遣いでもありません。
ゆっくり休むことができると、自然に一歩を踏み出すための元気もでてくるかもしれませんね。

ゆっくり休んでね

 

 

 

不思議なくらい…私たちは「休むこと」を教わっていないことに気づきます。
”努力しなさい、頑張りなさい、どんどん力をつけなさい”…
そんなことばかり繰り返し聞いてきたように思います。

 

だから、「自分に合った休み方」を知らないことも多いのかもしれませんね。

 

「どんな風に休めばいいの?」そんな風に思う時には、
できるだけ周りに耳は貸さず(情報に振り回されず)、
ちょっぴりでも、「いいかも」と思うことを試してみてください。

 

実行してみた後に、「どう?」と、自分に問いかけてみてください。

いつもより肩の力が抜けてる、
なんだか嬉しさがわいてくる、
頬が緩んだみたい…

などなど、サインもそれぞれなのですが、心や身体が喜んでいそうならば、大成功です。

 

また、「休む」練習をした時に、「こんなにだらだらしていいのだろうか?」など、
罪悪感を感じる方もいるかもしれませんね。

 

罪悪感がもしも湧いてきたら、否定したり抑えたりすることなく眺めてみてください。

「あ~、だらだらしてるとお母さんが、”お父さんみたいになっちゃうよ”って、いつも言っていたからだ」
など、罪悪感の1つのきっかけが見えてくるかもしれません。

その時に、その罪悪感を持ち続けたいのか、「もう要らない」と思うかは、ご自身で選択することができますね。

 

 

私も休むのはなかなか不得手ですが…
久々に「なんの予定もない1日」をいただけて、かなり充電できたことに気づきました。

ぱーっと遊ぶことが「休むこと」な方も、
家でのんびりが「休むこと」な方も、
もっと別な「休むこと」も…
休み方は本当に人それぞれだし、どれもOKなんだと思います。

 

1年の中でも特に過ごしやすいこの季節。
ご自身にとって、もっとも必要な過ごし方ができると良いですね。

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

お気軽にコメントを