林檎のおかげ ~「…すべき」の解放~

たくさんの林檎をいただいたので、アップルパイを作ってみました。
今回はお砂糖ではなく、はちみつとレモンを加えてことこと林檎を煮て焼き上げました。

丁寧に成形したつもりですが、形はちょっと…まぁ、ご愛嬌ということにさせてください(笑)。

自家製アップルパイ

 

母親はとにかく何でも手作りをする人で、
今でも1日おきにはいろんなパンを焼いて、食事もお惣菜は全く買わずに全部手作り…
そんな人です。

だから、「市販品で済ませる=怠けてる」みたいな思い込みが、私の中にありました。

 

でも、今回はたくさんの林檎が待っていること、ちょっぴり忙しかったということもあり、
初の冷凍パーシートを購入しました。
(いつもは生地からこねて、寝かせて…全部手作りしてます)

ちょっぴり「手抜きをした」かもという罪悪感を抱えて。
そして、「母親に馬鹿にされるかな」という恐れも抱えて。

 

でも、母親も「へ~、結構便利だね」など言いながら、まったく気にしていない様子でした。

そっか…私が”全部手作りじゃなきゃダメ”って型にはめていただけだし、
”馬鹿にされるかも”なども勝手に罪悪感を抱えて被害的な見方をしていただけなんだなぁ…
と気づきました。

 

気づかないうちにも、「~すべき」をたくさん抱えて生きていますが、
案外、「~すべき」を取り払って実行してみると、
(ちょっぴり勇気は必要ですが)
むしろ平和に進んでいく、
自由度が増える、
自分を大切にできる(=目の前の人を大切にできる)、
息苦しさが減る…
そんなことも多いのかもしれませんね。

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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