「親を許さなくてはいけない」そんな言葉を見かけた時に…親を許…
「あたたのキャッチフレーズは?」(くれたけ#41)
6月もくれたけ相談室からだされる、カウンセラークエスチョンに取り組みました。
あたたのキャッチフレーズは?
数年前に言われたことがあるものというと…
「固い(頭?)、暗い(性格?)、重い(恋愛?)」とか、
「瞬間湯沸かし器」(怒りっぽかったのだと思います)とか…。
このところは、あまり形容されたりしなくなったように思います。
先にあげたような話を、「昔はこんな風だったんですよ」と話すと、驚かれたりします。
「落ち着いてきたのかな」…という思いと、
「ずいぶん変化してきたのかな」と、振り返ったりします。
これからどんな風に在りたいかというと、
「いい味を出す脇役」
みたいな感じでいけたらと思います。
自分の人生においては「私が主役」なのですが、
福祉の現場やカウンセリングの中では、
「我」は脇に置いて、
目の前の方がいかに輝けるか、
幸せな人生を歩めるかということを意図しながら、
関わらせていただきたいと思っています。
つい「○○の方が良いかも」、「一般的には…」などと自分の考えが頭をよぎることもあります。
求められていること以上のサポートをしてしまいそうになることもあります。
過剰なサポートや目先の成果、自己満足などに囚われると、
目の前の方の本来の輝きを奪いかねないと注意しています。
対人援助の場面ではどこまでも目の前の方(クライエント様など)が主役であり、
私たちカウンセラーは脇役であることを忘れずにいたいと思います。
また、ずっと対人援助職をしていて思うのですが、
私は脇役が好きなんだなと思います。
自分がスポットライトを浴びることよりも、
クライエント様から嬉しいご報告をいただく時、
一段ときらきらした笑顔を見せてくださった時、
ちょっぴり背筋がぴんとなられた姿を拝見した時…
なんともいえない喜びが胸からあふれてくるのです。
これからもより「いい味を出す脇役」で居れらるように、
在り方や学びを深めていきたいと思います。
「あたたのキャッチフレーズは?」(question#41)
投稿者プロフィール
- 豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)
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