何歳になっても…「甘えたい!」と、思えることは素敵なことだと…
悲しみに浸ること
ふと気がつくと涙があふれて止まらなくなる、
俯いて過ごしていることが多いと感じる時、
ネガティブな想いしか抱けない時…
もしも涙があふれるなら、泣いてください。
どんな言葉でも良いので、あなたの想いを大切な人に聴いてもらってください。
立ち上がる気力を感じないのなら、どうぞゆっくり休んであげてください。
湧き上がる悲しい気持ち、辛い気持ち、寂しい気持ち、やりきれない気持ち…
どんな気持ちも抑えることなく、
見て見ぬふりをすることなく、
強がったり頑張ったりすることなく、
「在る」ことを認めてあげてください。
こらえることなく悲しみに浸ること、悲しみを感じ切ること…
そんな風に自分の「想い」と向き合っていると、
ふと「悲しんでる自分」を眺めているような感覚が訪れるかもしれません。
それは、あなたが一歩進んだ証拠なのだと思います。
そしてきっと見えてくる景色も変わっていくのだと思います。
先日、大切なお友達と話している時、
「学校って、我慢することばっかり教えてるよね」…そんな話題があがりました。
そうなんですよね、意志とは無関係にいろんな課題が課せられて、想いを飲み込んで課題を遂行すると、「偉い」と褒めてもらえるような状況があったりします。
遂行しないと、「ダメなやつだ」とされてしまったり。
自由に想いを表現すること、想いを伝える練習などをほとんどする機会がなく大人になって、
どうしようもない状況になっても、
「助けてほしい」と言えなかったり、
「私が我慢すればいいんだ」と耐えたり、
不適切な行動に対して指摘することが難しかったり…
気が付くと、全部自分で背負いこんで疲れ果ててる…そんな方々も少なくはないのだと思います。
自分の「想い」についても、無意識に抑えていたり、
「男は泣いちゃダメ」などの言葉にコントロールされてしまうことなど、
想いを表現すること、想いを出すことをためらう方も多いのだと思います。
どんな時にもどんな場所でも、想いや感情を爆発させて良いかと言えば…
状況次第だと言えるかもしれません。
でも、自分自身の心の「想い」を感じること、認めてあげることは、
いつだって自由なのだと思います。
どんな時でも自分だけは自分の味方であり、理解者であることは、大きな安心感につながります。
また、「想い」をよくよくみて、認めてあげた後で、
「もう要らないな~」と思えば、手放すということも選択できますね。
想いを抑えているままだと、手放すことも難しいのだと思います。
私も決して想いを表現することが得意なわけではありません。
現在も練習中であります。
先日も頑張って伝えてみましたが…私にとっては勇気の要ることでも、
相手にとっては「そうなんだね」という感じだったようです。
ついつい深刻に考える癖がありますが、まだまだ練習中の身ですし、「失敗は成功のもと」なので、マイペースに取り組んでいきたいと思います。
投稿者プロフィール
- 豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)
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