ケーキ作りました…けど(11)

クリスマス…といえば、「ケーキを作ろう」と思い、久々にケーキ作りをしました。

 

今回はこちらの本のレシピに挑戦。

魔法のケーキ(本)

「魔法のケーキ」という言葉に魅かれて、衝動買いした本なのですが、
焼きっぱなしのケーキながら、ふわふわのスポンジ、濃厚なクリーム、しなやかさのあるフラン…そんな三層のケーキを作ることが出来るそう。

 

ワクワクの気持ちを抑えて…比較的無難な感じのする「チーズケーキ風」のレシピを選びました。
今回も自己判断で、牛乳を豆乳に変更。
材料は、卵、小麦粉、豆乳、クリームチーズと、とってもシンプルで揃いやすいものでした。

 

メレンゲを作りましたが…「泡立ちがいつもよりも悪い」…この時点で、少し嫌な予感がしました。
でも、時間をかけて丁寧にメレンゲ作りを続行。
他の生地とさっくりあわせると、このような感じ。

焼く前のチーズケーキ

ベーキングパウダーも入っていないし、メレンゲも他の生地と合わせた際に、かなりシュワシュワ泡が消えていってしまったような…
不安は高まりましたが、当日はクリスマスイブ。
もう後戻りはできまい…と、勢いで進めます。

「湯せん焼き」ということで、バットにお湯を注いでオーブンで焼き上げます。

 

焼き上がり

焼きあがると、このような感じ。
チーズのよい香りがして、「意外と大丈夫かも」と思ったものですが…

 

チーズケーキ(断面)

冷蔵庫で冷やして、切ると、このような感じ。
明らかに「2層」です。
しかも、スポンジの部分が極めて少ない。

お味は…あっさりした豆乳チーズケーキという感じで、「3層のケーキを作ったはず」ということを忘れれば、そこそこ美味しい出来上がりです。

感想を聞くと、「身体に良さそうだね」
…確かにそうでしょうけれど。
レシピにあった見本の写真と比べなければ、ベイクドのようなレアのようなチーズケーキという感じだと思います。

 

どうして2層になってしまったのか、どうしてスポンジがほとんどなくなってしまったのか。

まずはメレンゲがうまくできていなかったこと。
この時点で悪い予感がしていたのに、卵白を加える等の対策をしなかった点が1つ。

また、いつもは早めにオーブンの予熱を準備するのですが、メレンゲに気を取られて、オーブンに入れるまでに時間がかかってしまったこと。

もう1つ、後々レシピを読み返すと、「湯せん焼き」の際のお湯の温度はなんと「60度くらい」だそう。
私は「お湯=沸騰するくらいの熱々」と思い込んでいたため、ぐらぐらするようなお湯を注ぎこんでしまいました。
そのため、温度が高くなり過ぎ、焼きすぎてしまったことも敗因の1つだと反省しています。

 

考え方によっては、反省点が多いという事は、改善できるところも多いということで、
次はうまくいく可能性も高いということ…のはずです。

材料もシンプルで健康的なので、この「魔法のケーキ」は再度挑戦してみたいと思います。
次こそはふわふわのスポンジ、クリーム、フランの3層のケーキに焼きあがりますように。

 

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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