「自由」をあげる

お休みの日でも、なんだかリラックスできていない…
お休みの日だからこそ、「~しなきゃ」と走り回ってしまう。

休んだはずなのに、週明けから、なんだかぐったり…そんな風に思うことがあるかもしれませんね。

 

「目標」を持って頑張っていくこと、
自分を高めるために何かを始めること…
そういうことは、意外と簡単にできたりもします。

逆に、「~した方がいい」、「~するべき」だと思って始めたこと(タスク)を減らすのは、
なかなか難しかったります。

 

必要だと決断して始めたことを辞めてしまうと、
なんとなくまずいような気がする、
悪くなっちゃう気がする、
怠けているような気がする、
誰かに怒られるんじゃないかと思う…
漠然とした不安や心配を抱えているから、辞められずに続けている習慣もあるかもしれません。

 

まだなんとか熟せている内はともかく…
疲労感が貯まっているのに、忙しくしてしまう、
のんびりすることに罪悪感を感じてしまう…
そんな時には、日々の習慣やタスクの中で、
省けるものを探してみること、
思い切って辞めてしまう(試しに辞めてみる)と、良いかもしれません。

 

例えば、
携帯やパソコンの電源をつけない時間を作ってみる、
ノーメイクで過ごしてみる、
毎日、欠かさず行っている運動(散歩やヨガなど)を休んでみる、
目覚まし時計をセットしない日を作ってみる、
愛想笑いをやめてみる…
どんなことでも良いと思います。

 

実行してみると、「やらなくてもいいこと」に気づくこともあるかもしれませんし、
「やることを負担に感じている」ことに気づくのかもしれません。
辞めてみたからこそ、「やっぱりこれは必要なことだ」と大切な習慣に気づくきっかけになるのかもしれません。

いずれにしても、実際に「辞めてみる」ということ、
そして、辞めてみた時に抱く「思いや実感」を大切にしていただければと思います。

 

物理的な断捨離もとても大切なことですが、
時間の使い方やタスクの断捨離も大切なことだと感じます。

時々、日々の過ごし方や時間の使い方を振り返ってみることで、
疲労感をためにくくなったり、
自由な時間を確保できたり、
自分自身の本当に「やりたいこと」に気づかれるかもしれません。

時は金なり

 

自由な時間を作ることが出来たら、
いつも頑張っているあなた自身に「自由な時間」を贈ることが出来たら、
どんな風に過ごしてみたいと思いますか。

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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