語ること、共に「みる」こと

「こんなこと(過去の出来事や、隠している想い)を話したら、嫌われてしまうのではないか」
「この秘密だけは一生誰にも話さないでおこう」…

そんな風に心の奥の方にしまっている過去や想いを抱えている人は、少なくないのかもしれません。

 

とてもとても勇気のいることだと思いますが、
安心安全な場所で、
隠してきた思いの丈を語ること、
自分の見ていた「悲惨な出来事」「背負っている後悔」などを語ること、
そして安心できる相手と一緒に「みる」ことで、
心が軽くなることもあるのだと思います。

 

それは、「自分だけの秘密を抱えて過ごす」という重荷から解放されること、
「こんな自分は嫌われてしまう」と恐れていた現実はなかったと経験できること、
「悲惨な出来事」だと思っていた過去を違う視点で見ることができること…

そして、過去への囚われを捨てて、「いま」を生きるきっかっけになるのかもしれません。

一人じゃない

 

私自身、「こんなこととても他人には話せない」と思っていた過去、家族のこと、自分自身の汚い(と思っていた)想い等々…
たくさんのものを抱えて生きてきました。

 

でも、信頼できるパートナーに「悲惨な過去」や「恥ずかしい私」を見せても嫌われなかったという経験、
まったく違う視点を持たせてくれた先輩や友達、上司、
過去の解放を手伝ってくれたカウンセラーさんやヒーラーさんの方々…
様々な助けを得て、
「過去に囚われる」ことが減って、私らしく生きることができるようになっています。

 

「これだけは墓場まで持って行こう」と思っていた恥ずかしい過去も、
人から見たら、笑い話だったりもしました。

 

また自分自身でも見て見ぬふりをしていた「想い」などは、
きちんと見てないためにとてつもなく大きなこと、大きな恐れを纏うものだったりもしますが、
自分だけで振り返ろうとするのではなく、
信頼した人に語ること、共有することで、
きちんと「みる」ことができ、
「なぁ~んだ、思っていたほど怖い事じゃないんだ」
と気づき、あっさり手放せることもありました。

 

もちろん誰にでも話せば良いということではありません。
私もその当時、信頼していた恋人に想いを話して軽蔑されたということがありました。

「相手を選ぶ」また「適切なタイミングを選ぶ」ということは、本当に大切なことだと思います。
自分の心がOKを出している相手、そして許容範囲を見極めることが重要です。

 

 miracle

 

 

カウンセリングの場面でずっと抱えてきた過去や想いを語ってくださり、
心の重荷をおろして、新しい一歩を踏み出される…
そんな素晴らしい場面に立ち会わせていただくことがあります。

カウンセラーをさせていただけることがとても幸せだと感じる瞬間でもあり、
いつも感謝と喜びの気持ちでいっぱいになります。

心から皆様のお幸せをお祈りしています。

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

お気軽にコメントを