目標を脇に置くと…

時には…
目標や課題を脇に置いて、
その「瞬間」を味わってみてください。

 

そして、ご自身の「こころ」の声に耳を傾けてみてください。

 

心から喜びがわいてくる「目標」であれば、どうか大切に。

手放すことで心が軽くなる「目標」であれば、脇に置いて。

 

すると…
想像もできなかったような、「発見」や「奇跡」に出会えるかもしれません。

味わったことのないような、「心の平穏」を味わうことができるかもしれません。

新しい生き方を選ぶことができるかもしれません。

 脇に置く

 

 

 「目標」には2種類ある

目標には大きく分けて2つあると思います。

目標によって、苦しさや切迫感を伴うもの。
もう1つは、目標をもつことで「いま」の喜びや幸せに繋がるものです。

 

1つ目…「苦しさや切迫感を伴う目標」

「学校」に通うようになると、
当たり前のように「目標」や「課題」を達成するように…教わります。

このことは、いろいろな前提を作り出しているともいえます。

 

目標を立てることを強いること、目標達成に重きを置くこと…
それは、いつも「私たちは不十分である」という前提があることに気づきます。

 

自己肯定感の低さに悩む方々が多くいらっしゃいます。
私もその一人でした。

「私たちは不十分なので、努力し続けて、目標を達成しなくてはいけない」
この前提がしみ込んでいる状態で、自己肯定感を満たし続けることは、
ずっと努力が必要になるので、苦しさを伴うように感じます。

 

大人になった今でも、この前提を持ち続け…

「足りない自分」を満たすために、目標を求め続ける必要があるのでしょうか。

「足りない自分」で在り続けなくてはいけないのでしょうか。

「素晴らしい自分」を受け入れるのは、どんな感じなのでしょうか。

「こころ」に問いかけて…
別の選択肢を探してみることで、
今までとは違う生き方を選択する第一歩になるかもしれませんね。
(参考として:「ストーリー」を振り返る

 

そして、「目標」は「いま」にはなく、目標を持つことで「いま」は苦しさしか感じない場合、
目標を求め続ける限り、過去と未来に「居る」ことになり…
同時に、「いま」に居ないことにもなります。

 

過去の失敗などを基に「目標」を立て、
未来の成功を夢見続けることになります。

そして、多くの場合には1つの目標が達成されると、
次の目標に向かって歩き始めることになります。

いつ休息をとれば良いのでしょうか。

それは「いま」を生きることなく、失敗することを恐れながら、
「目標」に向かって走り続ける状態なのかなと考えます。

 

もちろん目標に向かって努力し続けることも素晴らしいことだと思います。

でも、その方法だけが「正しいこと」「あるべき姿」だと思うことは、
少し息苦しいのかもしれません。

 

「頑張っても頑張っても報われない、満たされない」…そんな頑張り屋さんや、
「とてもとても疲れて、もう頑張れない」…心も身体も疲れ切っている、
そんな時には、

どうか一旦「目標を脇におく」ということを、思い出してみてください。

 

2つ目…「今」の喜びや幸せにつながる目標

「目標」を持つだけで、喜びがわいてくる、エネルギーがわいてくる…そんな目標もありますね。

多くの場合は、
先にあげた苦しみを伴う目標を超えたところ…
さまざまな不要な前提を手放した後…
本来の「あなた」を思い出してくると…
この「目標」を見つけることができる、そんな気がします。

 

この「目標」の特徴として、
目標を持つことで「いま」も幸せであること、
努力を自分に強いることなく行動できること、そのためのエネルギーがわいてくること、
「達成すること」だけが目標ではないこと、
分かち合うことや協力しあうことができること…
などがあげられます。

 

現在の「目標」がどちらなのか知りたい場合には…

ご自身にとって一番大切なことを、
思い出すように「こころ」に聴いてみてください。

どんな気持ちがわいてくるか?
その目標を持ち続けたいのか?

きっと「こたえ」が判るのだと思います。

 

より幸せで在るために大切なこと、
そして、満たされた平穏な「こころ」を見つけることができますように。

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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