何歳になっても…「甘えたい!」と、思えることは素敵なことだと…
七夕に祈る
快晴の豊橋市、今夜は星もとてもきれいに輝き、素敵な七夕となりました。
七夕というと、織姫と彦星の物語、
そして短冊に願いを書き、祈ること…
小さい頃からそんな風に過ごしてきました。
皆さんはどんなお祈りをされましたか。
よく昔、私が書いていた願いはというと、
「素敵な人と結婚できますように」
「お金持ちになれますように」
…そんな感じだったように記憶しています。
昔の私の願い事を例にすると、
現在、「ない」こと、「欠乏」していることが前提
という点がポイントになります。
自分に対してどのように思っているのか、
どんな前提から現在を生きているのか…
そのような視点から見た時に、
「ない」、「欠乏」しているという思いを証明してしまうような受け取り方をしたり、
「思いが現実を作る」というように、
「ない」という前提に対して「ほらね(やっぱりないじゃん)」という出来事を引き寄せてしまうことになります。
実際に、例のような祈り方をしていた頃は、
まったく望み通りの結果は得ていませんでした。
では、どんな風に祈れば良いのでしょうか。
まずは「願い」に思いを馳せた時に、
自分の不完全だと思っている部分や現状に気づくこと、
そういう思いを抱いていることを認めることが大切です。
「気づいただけでは、意味がない」
そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
気づくことで、ふっと力が抜ける感覚や、
「なにもかも自分でやろう」と緊張していること、背負っていることに気づいたり、
執着がふっと緩むような感じを味わわれるかもしれません。
気づいた後に起こってくる変化や感じ方は、きっと千差万別だと思います。
自分の思いを認めた(ゆるした)上で祈ること…
それはきっとこれまでとは違う祈りであり、より願いが叶いやすくなると思います。
もしかしたら、自分の抱くどんな思いも認めることを続けていくことで、
願うことも必要ないと思うほど、満たされていることに気づかれるのかもしれません。
感謝の思いを味わうのかもしれません。
素敵な七夕を過ごされますように。
これからのあなたの日々が、ますます幸せで愛に満ちたものになりますように。
投稿者プロフィール
- 豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)
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