「わたし」との付き合い方~休息編~

物心ついた頃から、

頑張ること、
成果を出すこと、
忍耐、
努力をし続けること、
認められるような形のある結果を出すこと…
そのための方法を学び、たくさんの激励を受けてきました。

 

でも、
休むこと、
助けを求めること、
「嫌」と断ること、
辞めること、
経過や成果に関わらず、そのままで素晴らしいということ…
そういう許可を出すこと、そのための方法は、
ほとんど教わってこなかったように思います。

 

だから、本当に辛い時でも、
「私が怠けているから」、「私の努力が足りないから」…
そんな風に、ご自身に鞭を打ち続けてしまう人、
適切に休むことや、「逃げる」という選択肢に気づかずに、
心も身体も疲れ果ててしまっている方々に出会うことがあります。

「病気」というブレーキがかかるまで、
徹底的に追い込まれるまで、
止まることの出来ない方も居ます。

 

今まで頑張ってきたこと、それはもちろん素晴らしいことです。
頑張り続けることも素晴らしいことです。

でも、ご自身を大切にすること、
ご自身の心や身体のサインにも配慮してあげること…
それもとてもとても大切なことだと思います。

ご自身のために、休養をとること…素晴らしい時間の過ごし方だと思います。

 

でも、これまで頑張る方法を中心に学習してきたのであれば、
「休む」ということは、不慣れなこと、
自分がどんな風に休むと良いのか、
よく分からない方々も多いのではないでしょうか。

そういう場合には、少し練習が必要かもしれませんね。

「休むことを練習?」
ちょっぴり変な感じがするかもしれませんが、
不慣れなことを始めること、新しい選択肢を作るためには、
練習が必要なこともあります。
だから、最初はうまくいかなくても大丈夫です。

 

これまで外部のこと(人目や他人の評価など)に向けていた視線を、
ご自身の内側に向けること…

今はどんな感じ?
なにか必要なものはある?
喜びに向かうには?
安らぎを感じる時って?

さまざまな問いかけを自分の「こころ」にしながら、
ご自身を大切にすること、優しくすること、養うこと…
そんな風に、日々を丁寧に過ごしていると、
喜びも、疲労感も、望む方向性も…
ご自身の内側からのサインを受け取ることが上手になっていくのだと思います。

自然と、必要な時に休むこと、辞めること、拒否すること…
できるようになっていくのだと思います。
(「自分軸で生きる」にも繋がっていきます)

海でブランコ

明日どんなことが起こるのか、
あの人の評価…
外部のことはコントロールできないし、不確定なことなので、
外部のことを大切にし過ぎると、
自分が振り回され続けてしまい、不安定な状態に身を置くことになります。

 

どんなことが起きても、
誰になんて言われても、
例え誰かが自分の元を去ったとしても…
私は「わたし」、
この世を去るその時まで離れられない唯一の存在である「わたし」を、
どうか大切に、どうか良い関係を築くことが出来ますように。

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。(H30年に公認心理師試験合格)

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